厚肉成形職人のつぶやき
厚肉成形においてのヒケ改善のヒント
厚肉成形においてヒケ問題は避けては通ることが出来ない問題となっているかと思われます。
まずはヒケについて考えていきましょう。
大雑把にいってしまいますが、ヒケ（Sink Marks）とは、製品が冷える際に、樹脂の収縮によって生じるへこみ、窪みである。
したがって、ヒケが無い製品というのは存在せず、一見ヒケていないと思える製品でも、実は微細にヒケていて肉眼ではヒケている事が認識しづらい状態をヒケていないと定義していると、捉えることが出来ます。
つまり、高品質な厚肉製品を得ようとすると、前提として成形サイクルが長かったり、不良率が高かったりという事には、腹をくくり向き合っていかなければならないという事です。
但し、それだけではどこで生産しても変わらないという事になってしまいますので、そこにはコアとなる理論・構造・設備・工法等それぞれ独自のノウハウが存在するはずです。
ヒケに関する問題でお困りなら、厚肉（肉厚）成形の経験豊富な独自のノウハウを持つ厚肉成形.comまで是非お問い合わせください。
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