厚肉成形品の設計の勘所
厚肉成形では、特に抜き勾配を配慮して設計する
2.厚肉成形のコストダウンを実現するポイント
Before
樹脂の射出成形においては、キズ回避や金型からの離型性向上のため抜き勾配をつけますが、厚肉成形の場合はさらに大きな勾配が必要です。この勾配が少ないと、キズ発生、突き出しによる変形、さらに最悪の場合は製品が取り出せないというトラブルが発生します。

After
厚肉成形では、通常の樹脂射出成形品よりも金型との設置面積が大きいので、離型性を高めることが必須です。従って大きな勾配を取ることで、キズの発生が抑えられ、スムーズに製品を取り出すことができます。その結果、歩留まりが改善しコストダウンに繋がります。
Point
厚肉成形は成形サイクルが長いため、歩留まりの改善がコストダウンに大きく影響します。従って、適切な抜き勾配を設計上設けておき、歩留まりを向上させることが必要です。
その他の厚肉成形のコストダウンを実現するポイント
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